Fattoria S


ファットリーア エッセ
和光市イタリアン|エッセ

和光市でいちばんおすすめのイタリアン

ファットリーア エッセ|埼玉県和光市

ファットリーア・エッセは、和光市駅近くにある北イタリア料理屋さん。
和光市出身・安田シェフが、「地元で良質なお料理を提供する、居心地のよいお店を」ファットリーア・エッセのウェブサイトより抜粋)との思いで立ち上げた、北イタリア料理レストランです。
このページでは、2020年のファットリーア エッセの魅力について、お伝えしています。2021年のページ2022年のページもありますので、よろしければご覧くださいね。
また、ファットリーア エッセでは、新型コロナウイルス感染症対策として、距離をとるために客席数を制限したりなど、可能な限りの協力をしてくださっています。いらっしゃる皆さまも、ぜひ感染対策しながら、お食事とワインをお楽しみください。営業時間など最新の情報は、公式ホームページ公式Facebookで必ず確認をお願いします。

以下、エッセへいらっしゃる際の注意点です。

  • 事前に電話予約が必要です。
  • 予約時、アラカルトかコースかをお伝えください。
  • ランチはコースのみ。どのコースか、事前に選んでくださいね。
  • 5人以上の予約は、要相談です。
  • 入店時、手洗いか、アルコールによる手指衛生にご協力ください。
  • パーティープランは、当面お休みです。
  • お食事中も、会話時はマスク着用をお願いします!
店内もテーブルも広いですし、換気や距離など徹底されています。自分自身が気をつければ、感染リスクの低いお店です。和光市内で安心しておいしいものをいただける、貴重なお店ですね。

リモンチェッロとサンブーカ

食後酒 リモンチェッロ800円 サンブーカ600円

リキュールも充実のエッセなのです

スタートをのんびりしちゃって、ワイン少な目だったので、ちょっと飲みたりないなぁと、久しぶりに食後酒。そう、ファットリーア エッセは、実はワイン以外のお酒もなかなか充実しているのです!写真左は、自家製リモンチェッロ。瀬戸内レモンを使っていて、レモンの香りも味もストレートに伝わってきます。元気になれる爽やかなリキュール。
写真右は、サンブーカというイタリアのリキュール。ディ・アニゼというピエモンテ州のメーカーさんで、「少々高級なやつ」だそうです。アニスが上品に香り、とても飲みやすいので、ちょっと危険ですね・・。ボトルのデザインも素敵なので、こういうお酒が家に1本あると、嬉しいなぁ。

12月20日のレポートは、これでおしまいです。23~25日は、クリスマスコースディナーをやっていらっしゃいますね。年内、もう一度伺いたかったのですが、年末のバタバタでたぶん無理・・。来年は、ファットリーア エッセでどんなおいしいものに出会えるのか、楽しみです!(2020年12月25日)

栗のムースとセミフレッド

栗のムースとセミフレッド 各700円

シンプルな組み合わせが、いつでもおいしい

デザートは、先日いただいておいしかったセミフレッドと、栗のムース。セミフレッドは、キャラメリゼした胡桃が入っていて、メープルの風味、そして洋梨が添えられています。この組み合わせ、いいなぁ。栗のムースに乗っているのは、アールグレイのジュレと栗の渋皮煮。あぁ、この組み合わせもいいなぁ・・。エッセのドルチェの、このきちんと手をかけたシンプルさが、何度いただいても飽きないんですよね。甘すぎないところも好き。(2020年12月25日)

仔牛に合わせた赤ワイン2つ

仔牛に合わせた赤ワイン2つ

プルーンのようなヴィンドーロと、少し軽めなピタルス

写真右が、私の選んだヴィンドーロ。このエチケットにどうしても目がいってしまって・・(手塚治虫の火の鳥に似てませんか?)プーリア州、ネグロアマーロ100%の赤ワインです。ヴィンドーロとは、「金のワイン」という意味。ここの生産地に、「金鉱脈がブドウの木に栄養を送っている」という伝説があるからなんですって。プルーンの赤ワイン煮のような味わいで、甘いと言えば甘いですが、フルーツのもつ自然な甘みで、まったくくどくないです。これ単独でデザートにもなりますね。これはおいしいなぁ。
写真左は、夫が選んだフリウリのピタルス、メルロー主体の赤ワインです。実は仔牛には、こちらの優しげな赤の方が合いました~。(2020年12月25日)

ファッソーネ仔牛ランプ肉のロースト

ファッソーネ仔牛ランプ肉のロースト

さっぱりとした赤身の旨味に赤ワインソースがうまい!

12月20日の続き。こちらはメニューになかった、ファッソーネ牛のロースト。こちらは成牛に近い仔牛だそうですが、すごくやわらかくて優しい味。これはさっぱりとしていておいしい!低温でじっくりじっくり火入れをしてあるから、やわらかくてしっとり。見てわかるとおり、脂身はほぼないです。純粋に赤身だけの優しい旨味。添えられた焼きプチヴェールが香ばしく、赤ワインソースもいつもながらのおいしさでした! ファッソーネ牛は、ビスボッチャでも取り扱っていたらしく、2018年の記事に「今年日本に初上陸したファッソーネ牛は、イタリアで一番親しまれている赤身肉のブランド牛です」と書いてありました。ピエモンテの牛なのですね~。(2020年12月25日)

パニッシャ

パニッシャ

もはや、冬のエッセ定番料理

昨年いただいて、時々「あれ、また食べたいね」とうちで話題になるパニッシャ。今年もお会いできてよかった!ピエモンテ州ノヴァーラ地方の郷土料理のリゾットです。野菜や豆がたくさん入っていて、いろんな旨味が混沌となって、病みつきになります。アクセントになっているのが、豚の脂身。パンチェッタみたいな、ラードのような風味があって、これが美味しさのポイントですね。ネットで調べたら、サラミを使うのだそうです。もはや、冬の和光市といえば、パニッシャ!(2020年12月24日)

イオッパのネッビオーロ

イオッパのネッビオーロ

美しい王女様のようにチャーミング

三宅さんが、パニッシャと同じノヴァーラ地方の赤ワインをおすすめしてくださいました。素晴らしく美しいピンクがかったルビー色。この色から想像した通り、とてもチャーミングな味でした。可愛らしくて、でもきちんとしている、まるで美しい王女様のようですね。すいすいと飲んでしまいます~。(2020年12月24日)

塩ダラとジャガイモのビーゴリ

塩ダラとジャガイモのビーゴリ

心がほっこり温まる、冬のパスタ

ヴェネツィアの郷土料理をエッセ風にアレンジした一品。ヴェネツィアだと、干し鱈を使うのかな。鱈とジャガイモは、鉄板の組み合わせですよね。少しだけトマトを加えた優しいソースに、オリーブの風味がアクセントとなっていて、太めのビーゴリとよく合います。寒い冬に、心も体もほっこり温まる、そんなイメージのお料理でした。(2020年12月24日)

ニコリーニのマルヴァジア

ニコリーニのマルヴァジア

まるで貴腐ワインのような、きらきら白ワイン

12月20日の続き。白子に合わせた白ワインは、フリウリ州ニコリーニのマルヴァジア。これはすごかった!貴腐ワインみたいに濃厚なんだけど、透明感があって、舌に馴染む感じ。梅ゼリーのような、漬物のような、熟成した酸の香り。味は非常にまろやかで、いつまででも飲んでいられそう!これ、おうちにほしいなぁ。(2020年12月24日)

白子と里芋のソテー

白子と里芋のソテー アンチョヴィバターソース

おいしさが口中に広がり、すーっと溶ける

この時期に食べたくなる、白子。里芋のうえに、カリっと焼いた白子がのっていて、アンチョヴィバターとともに食べると、ねっとりした食感に、じゅわーっとおいしさが口中に広がり、すーっととろけていく、この至福!フリットと甲乙つけがたいですね。(2020年12月21日)

いろいろ野菜のピクルス

いろいろ野菜のピクルス 480円

いつも変わらず安定のおいしさ

12月20日に、おそらく今年最後のエッセディナーへ伺いました。珍しく、どのお料理もわりといい写真が撮れたので、全部ご紹介していきますね。ただし例によってメニューを撮り忘れたので、料理名は正確ではなく、お値段もわかりません。すみません・・。

いつものスパークリングで乾杯して、最初のアミューズとして選んだのは、ピクルス。お野菜は、パプリカ、セロリ、キュウリ、カリフラワー、人参。野菜の切り方、漬かり加減、歯ごたえ、味のバランスなど、とても私好み。少しだけ酸味強めで、柔らかすぎず硬すぎないのが好きなのです。このピックも可愛いくて好き。
実は初めてファットリーア・エッセでお食事したとき、最初に食べたのが、このピクルスでした。クロネコは、初めてのお店では、ピクルスを頼む癖があります。どんなお野菜を使っているかとか、酸味や甘味、塩分のバランスなどで、自分の好みに合うかどうかをなんとなくチェックしてしまうんですね~。エッセでは、このピクルスで、「ここでは安心してお食事できる」と確信したことを覚えています。(2020年12月21日)

胡桃とメープルと洋梨のセミフレッド

胡桃とメープルと洋梨のセミフレッド

リキュールの香りがやさしいドルチェ

デザートには、洋梨のセミフレッド。セミフレッドは、アイスクリームみたいなデザートで、アイスよりもふんわり軽いです。私はアイスクリームは苦手ですが、セミフレッドは好き。イタリアのドルチェって、本当に魅力あふれるものが多いですよね。イタリアは、世界でいちばんお菓子がおいしい国だと思います。
それから、サンブーカのジェラート。サンブーカはイタリアのリキュールですが、そういえば、何で作られているのだろう?ググってみましたが、結局よくわかりませんでした。いろいろな原料が使われていて、共通して使われているのはエルダー(ニワトコ)らしい。でもアニスみたいな香りがしますよね。メーカーによって、極秘の調合があるんだろうなぁ。

11月29日のレポートは、ここまでです。今回はメニューの写メを忘れ、メモもとっていなかったし。記憶からこぼれてしまったことがたくさんあって、反省しています!(2020年12月11日)

骨つき仔羊の藁焼き

骨つき仔羊の藁焼き

ワラの香りでアウトドアな気分

メイン料理は、骨つきラム肉の藁焼き。ストウブというフランス製の万能鍋の中で、藁やお野菜と一緒に(たぶん)蒸し焼きにした、シンプルなお料理。店内が非常に空いていたので、シェフが焼き立てを鍋ごともってきて、見せてくださいました~。この後、切り分けて盛りつけなければいけないので、一瞬でしたけれど、なんとか激写!テンションあがります!
藁の香りがなんとも言えないです。これ、本当に文字通りの意味。ワラ香、不思議ですね、このおいしさ感。ラムの苦手な人でも大好きになってしまうのではないでしょうか。しんと静かな森の中で、切り株に座って焚火を囲み、炙った肉を食べている、みたいな味です(伝わるかな・・)。
藁焼きは、エッセでこれまでもメニューに出されていたみたいですが、クロネコは初めて。他のイタリアン・レストランでも、見たことがありません。インターネットで調べたら、北イタリア・ピエモンテ州の郷土料理なのだそうですね。(2020年12月10日)

猪ラグーと栗のパッパルデッレ

猪ラグーと栗のパッパルデッレ

栗との相性もばっちり。うまい!と唸る

2皿目のパスタは、ファットリーア・エッセの公式FBで告知していた、猪のラグー!この時期、エッセの定番ですね。「おいしい」というよりも、むしろ「うまい!」と言いたい。栗との相性もばっちりです。和光市でこんなに美味しいジビエをこんなにお手軽にいただけるとは・・和光市に住んでてよかったとしみじみ。
パッパルデッレは、幅広いパスタ。こちらももちろん、シェフの手作り。実は長らく、生麺よりも乾麺が好きだったのですが。ソースとの相性もあるけれど、美味しい生麺は、乾麺をはるかに凌ぎますね。イタリアンの神髄はやはりパスタにあるのだ、と思わせる一品。(2020年12月4日)

ズワイ蟹と蟹味噌のビーゴリ

ズワイ蟹と蟹味噌のビーゴリ

香りも味わいも濃厚

1皿目のパスタは、エッセの定番、ビーゴリ。ズワイガニとカニ味噌のダブル使いで、カニの風味と旨味に、心も体も満たされます。香りも味わいも濃厚なのに、なぜかくどくならないのが、安田シェフのお料理の特徴だと思います。これも永遠に食べていたいお皿だなぁ。(2020年12月4日)

スモークしたワラサ

スモークしたワラサ サルサ・ヴェルデ

見た目も香りも味わいも、華やかな一皿

とっても華やかな一皿、なんだかお正月みたい。ワラサをしっかりめにスモークかけてマリネして、カラフルな根菜たちとディルをあしらい、サルサ・ヴェルデが敷いてあります。エッセの魚介料理は、海なし県とは思えないレベルの高さ!スモークの香りがほどよく、ワラサの優しいおいしさにそっと寄り添っている感じです。
ちなみにワラサは、もうちょっとしたらブリになる子たちですね。なので、脂のノリがしつこくなく、私はブリよりも好き。(2020年12月4日)

カプレーゼ2回目

水牛のモッツァレラチーズと完熟トマトのカプレーゼ

もっちり感と、凝縮した旨味

11月29日、ファットリーア・エッセで、小さな忘年会をしてきました!12月に入ってしまうと、きっと混んできちゃいますもんね。エッセが人数制限をしてくださっているお陰で、私たちが気をつけさえすれば、低感染リスクで友人とおいしいひとときを楽しむことができます。少人数で、小さな声で、飲みすぎないように!
師走で本業が繁忙期のため、簡単な説明のみですが、とーっても美味しかったお料理たち、写真メインでご紹介していきます(メニューの写メを忘れてしまったので、メニュー名は不正確。金額なし)。

まずはいつものように、スパークリングで乾杯!せっかくの忘年会なので奮発して、UNO(ゼロ)というフランチャコルタ(写真なし)。この子は、その名前とエチケットから、ずっと気になっていたワイン。とってもきれいなブルーのエチケットなのです。このブルーのように、すがすがしい香りと味でおいしい!

最初の前菜は、モッツァレラチーズとトマトのカプレーゼ。以前にもご紹介していますが、これやっぱりおいしいなぁ。水牛のモッツアレラは、もっちり感がなんとも言えません。トマトの凝縮された甘味と、ジェノヴェーゼソースと、すべてが完璧。(2020年12月4日)

栗のスフォリアテッラ

栗のスフォリアテッラ ドライフルーツとサンブーカのジェラート

バリバリした食感が最高に楽しいデザート

実は今回のディナーでもっとも印象に残ったのが、こちらのドルチェ。スフォリアテッラはナポリ名物だそうですが、貝殻の形に何層にもなったパイ生地の中に、色々なクリームを入れてオーブンで焼いたもの。安田シェフは、この下準備に夜中までかかったそうです。それを聞いて、思わず心の中で両手を合わせた私たち・・。いつも丁寧に一生懸命に作ってくださって、ありがとうございます。
パイ生地と聞くと、サクサクとしたものを想像する方も多いと思いますが、まったく違います。バリッバリです。パイの薄いひだが何層になっているので、かぶりついたらバリッバリッ、口の中でジャクジャクジャクと、この食感は楽しすぎる!栗の甘く優しい香りに包まれつつ、バリバリ感に舌が笑い声をあげていましたね。子どもの頃に大好きだった、ナポリというアイスクリームを、なぜだか思い出しました。

添えられていたジェラートは、刻んだドライフルーツが混ぜ込んであって、サンブーカで香りづけしていて、ちょっと大人味。こちらも本当に美味しかったです。

8周年記念ディナーのレポートは、これで終了です。料理って食べるときは一瞬なのだけれど、本当に美味しい料理は、いつまでも心に残っていて、何度も思い出しては楽しくなれるなぁ。まるで音楽みたいに。(2020年11月22日)

鹿ロースのロースト

鹿ロースのロースト ヘーゼルナッツ、オレンジ、チョコレート

秋の祝祭にふさわしい一皿

ジビエのおいしい季節ですね。ファットリーア・エッセでこの時期に楽しいジビエといえば、鹿と猪。この日のメインは、鹿ロース肉のロースト。ゆっくりじっくり火入れされたお肉は柔らかさ満点で、旨味を噛みしめました!チョコレートとヘーゼルナッツの2種類のソースで、いろんな変化を楽しめました。ピスタチオが散らしてあり、添えられたオレンジともよく合います。安田シェフの素材の組み合わせは、シンプルで無駄がなく、意外性がありながらも自然なので、食べていてとても穏やかな気持ちになれるなぁと思います。

ちなみに猪は、今、パッパルデッレのラグーになっているようです(公式FBより)。考えただけでツバが湧いてくる・・食べに行きたいなぁ。(2020年11月22日)

カンタルーポとヴィーニャ・サンタンジェロ

カンタルーポとヴィーニャ・サンタンジェロ

鹿に合わせた赤ワイン2つ

メインの鹿に合わせて、赤ワインを2つお願いしました。私はピエモンテ州ゲンメのネッビオーロ100%「カンタルーポ」。ゲンメって初めて聞く地名でしたが、古代ローマ時代からワインを造ってきたという歴史あるワイン産地で、1997年に赤ワインのみDOCGに指定されたそうです。
三宅さんが「鹿肉には合わないんですけど」とおっしゃった。けれど。ワインの説明書きに「ゲンメというオタク寄りのセレクト」って書いてあるんだもの!どうしても気になって、やや強引にオーダーしてしまいました。確かに鹿そのものには合わなかったけれど、とても美味しいワインだったので、飲んでみてよかった!明るめの少しスモーキーなルビー色で、とても華やかな香り。すごくエレガントだけれど、優しすぎずに芯がある感じです。どうしてこれで「オタク」なんだろう~。鹿に添えられたオレンジに、とてもよく合いました。

夫が選んだワインは、アブルッツォ州モンテプルチアーノ100%のヴァロリ「ヴィーニャ・サンタンジェロ」。こちらは鹿のローストにぴったり。コクがあってどっしりしているけれども、三宅さんセレクトだけあって、やっぱりエレガント。(2020年11月22日)

柿のグラニータ モルトの香り

柿のグラニータ モルトの香り

スモーキーな香りとほんのりした甘味

記念ディナーの続き。お口直しのシャーベットです。この日は、なんと、柿!果肉も入っています。柿のほんのりした甘味が、お口直しにぴったり。ウイスキーでスモーキーな香りづけをしてあるので、可愛らしすぎず、大人なグラニータ。インドのポール・ジョンというシングルモルトウイスキーを使ったそうです。
グラニータは、いつも楽しみにしているメニューの1つなのですが、どうしてもうまく写真を撮れないんですよね・・。実際には、もっとずっときれいです。映えにくい色合いなのかな。次回はがんばろう・・。(2020年11月22日)

マッシュルームのラグーを詰めたラザニエッタ

マッシュルームのラグーを詰めたラザニエッタ

うまい!うますぎる・・

2皿目のパスタは、エッセで初めて拝見しましたラザニエッタ。ラザニエッタって、小さいラザニアという意味なのでしょうか。マッシュルームのラグーを、卵多めなパスタ生地で丁寧に包んであって、半熟うずら卵、白トリュフ、パルミジャーノ・レッジャーノがかかっているという、なんとも上品で贅沢な一皿。マッシュルームと白トリュフの香りに悶絶でした。うずら卵のとろとろした甘味が加わると、もう黄金比ですね。完成度高し。(2020年11月18日)

渡り蟹のビーゴリ

渡り蟹のビーゴリ

濃厚で甘いカニの香りに、ビーゴリがぴったり

1皿目のパスタは、渡り蟹のビーゴリ。これはもう、説明はいらぬでしょう。名前と見た目そのまま!絶対においしいやつです。
さっきまで生きていらしたワタリガニさんが、キッチンで炎に包まれるのを目撃しましたが、それからずっと、カニの甘い香りが店内に漂っていましたね~。私はこれ、ワインとともに、永遠に食べていられる気がします。
ビーゴリは、エッセの定番パスタと言ってよいかもしれません。お店の入り口近くに置いてある、木馬みたいな形のパスタマシーン「トルッキオ」を使って、シェフが手作りされています。やや太めで、少しごつごつしたパスタは、噛み応えあって「麺を食べてるぞ」って実感できて、大好き。いつ食べてもおいしいなぁ。(2020年11月18日)

鰹のアフミカート サルサヴェルデ

鰹のアフミカート オーヴォリ茸とサルサ・ヴェルデ

カツオで燻製なのに爽やか

前菜は、鰹のアフミカートでした。アフミカートは、以前にもご紹介しましたが、燻製のこと。安田シェフの得意料理の1つ(と、勝手に思ってます)。
この時期の鰹なので、かなり脂がのっているのかなぁと思いきや、非常にほどよく水分と油分が抜けていて、鰹の旨味と燻製の香りが爽やかに喉元を通っていきます。爽やかさの秘密は、サルサ・ヴェルデ。緑が美しい、パセリのソース。なぜか白ワインたちとぴったり合うのは、サルサ・ヴェルデのお陰もあるのかな。生のオーヴォリ茸とからし菜が乗せられていて、ふうわりと風味を添えてくれました。(2020年11月12日)

トレンティーノとフリウリの白ワイン

トレンティーノとフリウリの白ワイン

イタリア白ワインの双璧

8周年ディナーの続きです。いよいよ、前菜。ということで、泡に続いて白ワインを。私はトレンティーノのピノ・ビアンコ100%「パッション」。ピノ・ビアンコって、こんなに美味しかったっけ?!と驚くほど、黄桃のような果実感。ここの地域は農業協同組合が強くて、高い品質を維持できているのだそうです。南チロルの他のワインも飲んでみたいなぁ。
夫は、モンヴィエのフリウリ・コッリ・オリエンターリ。ミネラル感があるけれどとても上品な味わいで、これで前菜の鰹に合うかな?と心配になってしまいました(これが不思議と合うんだ・・)。トレンティーノとフリウリ、イタリアの白ワインを代表する産地だそうです。この記事を書くにあたって、後からインターネットで知った事実・・。(2020年11月12日)

リニューアルしたライ麦パン

リニューアルしたライ麦パン

パンもシェフ手作り。食事に合わせるのにぴったり

いつもの楽しみの1つが、こちらの自家製パン。前にもご紹介しましたが、ローズマリーのフォカッチャと、自家製酵母のライ麦パン。そして夜はグリッシーニもつきます。
最近、ライ麦パンを改良なさったのだそうで、もちもち感アップ、小麦の香りもアップ、前よりも洗練されたように感じます。
実は少し前に、1人でランチに伺ったのですが、そのときはもっとバゲットっぽい感じがしていました。この日のパンは、そこからまた少し以前のライ麦パンに近いような、しみじみ系になった気がします。食事が引き立つように、控えめなパンたちです。この後のお食事とワインたちは、またちょっとずつアップしていきます。(2020年11月7日)

トピナンブールのスフォルマート

トピナンブールのスフォルマート

菊芋がふわっと香る

最初のお皿は、「フランス産トピナンブールのスフォルマート」という聞きなれないアミューズ(アミューズは、イタリア語だとストゥッツィキーノと言うのですね)。「トピナンブールは日本でも作ってます」とのことで「ほぉ」と思ったのですが、トピナンブールって菊芋のことだそうです。
スフォルマートとは、「型から取り出す」という意味だそうですが、ネットで調べても、蒸していたり焼いていたり茹でていたりといろいろで、スフレとか茶わん蒸しなんて説明されたりしています。
こちのトピナンブールは、オーブンで焼いた感じはなくて、蒸してあるのかな?どうなんだろう?上に、トピナンブールのチップが乗っていて、この食感もまた美味しい。1口ごとに菊芋の香りがふわっと香るのが、とても楽しいです。蓮根に似た香りですよね。これ、大きなボウルで抱えて食べたい・・。(2020年11月7日)

スプマンテ ディヴェッラ

本日のスプマンテ ディヴェッラ

オープン8周年記念ディナーでした

とっても久しぶりにファットリーア・エッセで夕食。11月10日はエッセのお誕生日。この時期には毎年、オープン記念ディナーとして、安田シェフが渾身のコース料理を用意してくださるのです。
夏以降とても忙しくなってしまい、ほとんど外食できなかったクロネコ夫婦ですが、この記念日だけは伺いたいと、仕事がんばりました!
いつも、お品書きとともにシェフからのご挨拶をいただくのですが、今年の文章には、ちょっと涙目になってしまいましたね。緊急事態宣言中の苦しかった思いや、お店を存続できたことへの感謝の気持ちが、とても伝わってきました。

さて、まずは乾杯です。最近、三宅さんがノンアルコールカクテルなどいろいろと開発されていて、それもとっても気になったのだけれど。最初の一杯はこちら、ロンバルディア州のスプマンテ。
フランチャコルタの基準をクリアしていないために、フランチャコルタとは呼ばれないけれど、シャンパーニュ製法だとのこと。ディヴェッラという名前は、作り手の女性のお名前。なんと、ワイン造りは独学なのだそう。それでこんな高品質なワインを作ってしまうなんて、すごい!
とってもきれいで上品な味わいです。香りもすごくよくて、華やかなんだけれど優しい素敵な香りでした。シャンパーニュとかフランチャコルタとか、そういうカテゴリーは関係ないんだなぁ。(2020年11月7日)

ランチコースの前菜盛り合わせ

ランチコースの前菜盛り合わせ

おいしいものを少しずつ、が、贅沢

さて、我々夫婦が、エッセのランチに行きたくなる最大の理由。それがこちら、前菜の盛り合わせ。ムース、バーニャカウダに、あと2種類、という内容です。これがいつもおいしくて!ランチだからと手を抜くことなく、丁寧なお料理を出してくださいます。この盛り合わせでスパークリングワインをいただくのが、和光市の休日の楽しみなんです。
今日は、写真奥から時計回りに、有機豆乳のムース(ウニ乗せ)、いろいろお野菜のバーニャカウダソース和え、鶏ムネ肉とウイキョウ、パプリカのマリネ、コチのマリネに穂紫蘇とレモンソース。ムースはいつもお野菜ですが、この日は初めて豆乳ムース。青臭くなく、とても爽やかでした。初夏だなぁ~。
土日のランチコースは2種類で、前菜パスタコースが2000円、前菜パスタコースにメインがつくと3000円です(平日だと、前菜のないパスタコースもあり)。

クロネコはいつも、3000円のコース。既にご紹介したパン、前菜に、パスタ、お口直しのシャーベット、メイン、デザート、コーヒーがついて、大満足ランチです。この日はお天気がよくなかったこともあり、いい写真撮れず・・。また、うまく撮れたときにご紹介していきますね。(2020年7月19日)

ランチのパン

ランチのパン

食事に合うやさしい味わい

7月19日、久々にエッセでランチを楽しんできました。ランチに限らず、エッセで毎回楽しみにしているものの1つが、これ。安田シェフ手作りのパン。テイクアウトできた頃が、懐かしいな・・。
自家製酵母のライ麦パンと、ローズマリーのフォカッチャです(ちなみにディナーでは、グリッシーニもつきます)。テイクアウトのページでもご紹介しましたが、どちらもお食事に合う、やさしい味わい。地味においしいんですよね。やっぱり好きだなー。(2020年7月19日)

武州和牛の炭火焼き

武州和牛の炭火焼き タスマニア産 粒マスタードと有機野菜 3200円

赤身の旨味、堪能

エッセで定番のメイン料理の一つが、こちらの牛。武州和牛という、埼玉県ブランドの黒毛和牛です。とても癖がなく、あっさりとしていながら、赤身のおいしさをじんわりと堪能できます。
タスマニアの粒マスタードも、特別においしいですね。食感と独特の風味が、さすが世界一と言われるだけあります。添えられたお野菜たちも、甘くてジューシー。思い出すだけでツバが湧いてきちゃいますね。(2020年7月11日)

イサキと根曲がり筍の炭火焼き

イサキと根曲がり筍の炭火焼き2回目 2100円

この前おいしかったから、また頼んでしまいました。エッセに来たら、やっぱりお魚料理も食べたいんですよねー。海なし県の埼玉で、どこよりもおいしいお魚料理を出していただけます。
皮パリパリで、身はふっくら。塩加減もちょうどよいし、レモンを絞るとまたおいしい。ここで白ワインに戻りました。ヴェネト州のソアーヴェ・クラシコ。永遠に食べていられるな~。(2020年7月11日)

羊に合わせた赤ワイン2種

サリチェ・サレンティーノ、イウリ・ウンベルタ

羊に合わせて赤ワインをグラスで2種類お願いしました。写真左はプーリア州サリチェ・サレンティーノのル・ヴィーニュ・ディ・サンマルコの赤ワイン。ネグロ・アマーロ主体。すごく深くて美しい色で、リッチなのにまろやかな味わいで、ラムにぴったり!
写真右は、ピエモンテ州カッシーナ・イウリのイウリ・サレンティーノというビオ系ワイン。なめらかな口当たりで、フルーティーな感じがこれも羊に合う、合う。おいしい~。(2020年7月11日)

羊のキタッラ

ロゼール産仔羊のラグーとパプリカのキタッラ

香りがよく、食感も楽しい

先月30日のディナー続編。2皿目のパスタです。メニューには載っていなかった、こちらのパスタ。「羊」と聞いて、羊好きとしては見過ごすわけにはいきません。
むちゃくちゃおいしかった~。羊がとてもやわらかくて、すごくいい香りなんです。ふりかけられたペコリーノチーズとパプリカの香りがまた、よくマッチしています。
キタッラというのはギターという意味ですが、ギターのように弦を張った道具(この道具もキタッラと言うらしいです)でカットするので、断面が四角いパスタです。食感がちょっと面白いんですよね。カクカクしたパスタが噛み応えあり、やわらかい羊とパプリカとのコントラストも、楽しいです。(2020年7月11日)

貝のシャラティエッリ

あおさを練り込んだシャラティエッリ2回目 いろいろ貝のソース

磯の香りに、やみつきです

先日おいしかったので、また注文してしまいました(笑)。この日は、ミルガイ、バイガイ、北寄貝の3種類の貝。磯の香りと、貝の弾力ある食感とが、やみつき。いくらでも食べられそうです。(2020年7月5日)

コチの前菜

コチ、ナス、カルチョーフィの前菜

とろっと、じゅわっと、冷涼感を楽しむ

メニューに記載のなかったこちらの前菜。コチの洗いの下に、茄子とカルチョーフィ(アーティチョーク)が隠れていて、セルフィーユとディルが飾られています。
冷たくとろっとしたお野菜の食感と、コチのシコシコした弾力がとても楽しく、じゅわうまです。見た目も涼し気な一皿で、この時期にぴったりですね。写真をうまく撮れなくて残念。(2020年6月30日)

カプレーゼ

水牛のモッツァレラチーズと完熟トマトのカプレーゼ 1200円

フレッシュで濃厚な味わい

ついついいつも、季節のメニューをいただいてしまって、実は定番メニューをあまり知らない我々。以前から気になっていたカプレーゼを、ようやくいただくことができました。
モッツァレラチーズとトマトのカプレーゼって、実に多くのイタリアンレストランにありますよね。でも、本当のモッツァレラチーズではなかったり、トマトとのバランスがイマイチだったりするので、クロネコが注文することはあまりありません。だからこそ、エッセのカプレーゼはどんなかな?って、知りたかったのです。
食べる前から、おいしいってわかっていたけれど、はい、やっぱりおいしかった(笑)。チーズはきちんとカンパーニャ州水牛のモッツァレラ。そして静岡の石山農園さんのトマト。どちらもフレッシュなのに濃厚な味わい。バジルソースの香りがふわっと絡んで、三位一体のおいしさです。このカプレーゼと、白ワインを1本もって、戸外飲みできたら最高ですね。(2020年6月30日)

ガブリエッラ・バリゼッリ

ガブリエッラ・バリゼッリのフランチャコルタ

洋梨のような、甘くて清々しい香り

エッセ初訪問の友人を連れて、通常営業再開後、2度目のファットリーアエッセです。いつもはスパークリングワインをグラスで頼むのですが、友人が泡好きなので、この日は少々奮発し、フランチャコルタを1本お願いしました。人生初フランチャコルタです!
これ!すごくおいしかった~。シャルドネで作られているとのことで、洋梨みたいな、ほんのり甘くて、清々しい香りがすーっと弾けます。泡もきめ細かく、上品。シャンパーニュよりも好きになってしまいそう。(2020年6月30日)

鹿に合わせた赤ワイン2種

モンテファルコ、ノーヴェノーヴェ

鹿に合わせた赤ワインたち

このやさしくて若々しい鹿に合わせた赤ワインは、2種類。夫が選んだのは、サンジョヴェーゼ主体のモンテファルコ ロッソ。素敵な色合いですよね。とてもなめらかでシルキーな感じが、鹿にとてもよく合いました。
私が選んだのは、メルロー100%で微発砲のノーヴェノーヴェ。写真ではわかりにくいですが、エチケットには、NOVEとNOVEの間に「99」と書いてあります。99年に初めてリリースしたからなんですって。さらに、等高線のようなデザインは、当時3歳の息子さんが描いたものだとか。そんな素敵に幸せな感じが、味にもにじみ出ています。ベリーな感じだけれども可愛すぎず、バランスよく味わい深いワインでした。
ということで、大満足、大満腹のディナー終了。食べ過ぎて、デザートまでたどり着けず!次回のお楽しみです。(2020年6月11日)

夏鹿のロースト

本州、夏鹿のロースト ピスタチオのソースと、路地もの 苺のソース

やわらかいおいしさ!ソースも抜群

エッセでは、ちょいちょいジビエも登場させてくださいますね。最後のメインは、この時期においしい本州鹿。やわらかくて、整った旨味です。いつもながら、火入れもばっちり。
エッセで食べる鹿は、いつもソースが楽しいのです。安田シェフはピスタチオの使い方はとてもお上手なのですが、鹿のソースによくピスタチオを使っていらっしゃいます。この日は、ピスタチオに加えて、シェフご実家で採れた苺を使ったソースのダブル使い。若草萌ゆる、初夏の楽し気なひとときを感じさせる一皿でした。(2020年6月11日)

フランコーネさんのマジア

フランコーネさんのマジア

やさしくてエレガントな白ワイン

お魚に合わせたのは、とってもやさしい白ワイン。
ピエモンテ州フランコーネさんのロエロ・アルネイス『マジア』。マジアとは、魔法、という意味。だからこんなにきらきらしたエチケットなんですね。かわいい。
これは、見た目通りの味わいでした。フルーティーさも、ミネラル感も、とてもやさしくてエレガント。イサキのやさしさにぴったりでした。これも、おうちにほしいな~。(2020年6月11日)

イサキと根曲がり筍の炭火焼き

イサキと根曲がり筍の炭火焼き

筍の風味がなんともいえない

一皿目のメインは、魚料理。
本日の鮮魚イサキと、根曲がり筍の炭火焼きです。
炭火焼きは、火加減が難しいですよね。下手な人がやると、ぱさぱさになってしまったり、表面が焦げすぎてしまったりと、時折、かわいそうな炭火焼きに出会ってしまいます。そう、「炭火で焼く」=「おいしい」ではないんですよね~。
しかし!エッセでは、安心して炭火焼きを注文できます。安田シェフお得意の一つですもん。
皮はパリッと。身は、ほんわりとした風味でやわらかくジューシー。そして予想外に、根曲がり筍がおいしかった!えぐみがまったくなく、筍のすごくいい香りがふわ~っと香ります。この香りがソースみたいな感じ。(2020年6月11日)

ウサギに合う赤ワイン

ラ・クロッタ・ディ・ヴィニュロン

ウサギに合わせた赤ワイン

イタリアでは珍しい、ピノ・ノワールが、ウサギにぴったりでした。
ウサギのあふれる旨味に合わせていただいたのは、ヴァッレ・ダオスタ州のピノ・ノワール。ボトルの表記も、PINOT NOIRと珍しくフランス語。
フルーティーな感じもあるけれど、まろやかでやさしく、ウサギと抜群に相性よし。イタリアにこんなピノがあったとは。これはおうちにも置いておきたいなー。(2020年6月4日)

オリーブを練り込んだタリアテッレ

オリーブを練り込んだタリアテッレ ウサギのラグーとセミドライトマト

ウサギの旨味がすごい!

二皿目のパスタは、こちらも生麺。ウサギとセミドライトマトのソースのタリアテッレです。
ウサギ肉の旨味が静かにやさしく味わい深く、これはお箸が、いやフォークが、止まらない!
イタリアでは、オリーブとセミドライトマトのソースになるのだそうですが、エッセ流では、オリーブが麺に練りこんであります。だからオリーブがキツすぎず、全体的に丸みのある、やわらかい味になるんですね。(2020年6月4日)

あおさを練り込んだシャラティエッリ

あおさを練り込んだシャラティエッリ いろいろ貝のソース

貝の甘味と磯の香りが広がる

一皿目のパスタは、シャラティエッリ。安田シェフの手打ちパスタです。シャラティエッリは、ちょっと太めのうどんみたいな麺。ネット情報では「編み棒に巻きつけて作る」と書いてあって、イタリアでは、パスタが家庭で作られてきたんだなぁということがわかりますね。これを簡単に作ると、フェットゥチーネになるのだそうです。
貝のソースは、ミル貝、北寄貝、ツブ貝の3種類。貝の甘味がじわーんと口の中いっぱいに広がります。シャラティエッリに練りこんであるアオサの磯の風味と合わさって、おいしい~。(2020年6月4日)

白ワイン2種

サングイネート、ジラモンド

白子に合わせた2つの白ワイン

写真左は、トスカーナの自然派、サングイネート。伝統的な醸造方法で、温度管理すら行わないのだそうです。とても生き生きとしていて、力強いけど透明感のある感じ。白ごまみたいな風味です。
写真右は、カラブリアの、こちらも自然派、かな?ジラモンドという白ワイン。ネットで調べたところ、「世界を旅する人」という意味。世界各地で栽培されるようになったマルヴァジーアのワインに対して、作り手さんが名づけたのだそうです。杏のような爽やかな果実の香りで、すっきり辛口。(2020年6月4日)

白子のフリット

ごまフグ白子のフリット クレソンのピューレ

ほわっとやさしく溶けていく

新潟県のごまフグの白子のフリット。これ!とってもやさしい味わいです。衣がすごく薄くて、パリッパリ。中の白子はとろーっと舌の上で溶けてしまいます。クレソンのほろ苦い香りが、これまたほわっと優しいアクセントになって、絶妙においしい!(2020年6月4日)

チロ ロザート

チロ ロザート

鰹に合わせたのは、ロゼ

カラブリア州のガリオッポ100%のロゼです。軽くて辛口なんだけれど、ほんのりタンニンも感じられるような、おいしいロゼでした。(2020年6月4日)

鰹のアフミカート

鰹のアフミカート 石山農園完熟トマトのソース

ほどよい燻製。いろいろな香りが立ち上る

アフミカートとは、「燻製の」という意味。ほんのり香りがのる程度に、鰹を軽く燻製してあって、石山農園さんの完熟トマトで作ったソースと、レモンで和えたキュウリとオクラが添えられています。上には穂紫蘇とディル。
この時期の鰹は、脂肪分が少なく、さっぱりとしていますね。全部を一緒に食べると、いろんな香りが立ち上ってきて、爽やかで楽しい一皿です。(2020年6月4日)

苺とスプマンテの食前酒

苺とスプマンテの食前酒

祝・営業再開!スプマンテで乾杯

6月3日から通常営業を再開されたとのことで、さっそくディナーにお邪魔いたしました!
なんと、今夜はクロネコ夫婦の貸し切り状態。あんなに予約をとるのに苦労したエッセですが、やはり、感染を恐れて外食を控えている人が多いのかな・・。お陰様で、いちばん好きな窓際のテーブルにて、久々の外食をのんびりと楽しませていただくことができました。
いつもは、スパークリングワインから始まるエッセディナーですが、今日は珍しく、エッセオリジナルのカクテルから。安田シェフのご実家で採れた、路地物の苺のジュレをスプマンテと合わせた、この時期限定の食前酒。甘すぎず、苺の香りとスプマンテの香りがやさしく混じりあって、爽やか!エッセの営業再開を、まずは苺で乾杯です。(2020年6月4日)

テイクアウト情報

『ファットリーア エッセ』テイクアウト情報

テイクアウトはずっと続けてくださっています。
最新メニューは、お店のホームページやお電話でご確認くださいね。
前日までにお電話での予約が必要です。売り切れの場合もあります。
作り置きをなるべくせず、シェフ1人、ソムリエ1人の小さなお店です。どうぞご了解ください。

テイクアウト情報

住所 埼玉県和光市本町5-9 イルピーノ1F
電話 048-465-1562
注文時間 ①昼の受け取り:当日11時まで
②夜の受け取り:当日17時まで
受取時間 ①昼:12:00-14:30。
②夜:18:00-20:00
※お支払いは現金のみです。
定休日
  • 月曜日(祝日の場合は営業し、翌火曜日がお休み)
  • 月1回くらい不定休あり(公式サイトで確認できます)
公式サイト 実際のメニューや予約方法は、こちらでご確認ください
https://fattoria-s.jimdo.com/
Facebook ホットな話題、最新メニュー状況などを掲載中
https://www.facebook.com/FattoriaS/

Fattoria S(ファットリーア エッセ)

〒351-0114 埼玉県和光市本町5-9 イルピーノ1F

048-465-1562

営業時間
基本的に予約制(要電話確認)
【昼】11:30~14:30(ラストオーダー13:30)
【夜】18:00~22:00(ラストオーダー20:30)

定休日
月曜日(祝日の場合は翌日)
月1回不定休予定

席数
テーブル席:28席 / カウンター席:4席

現在、新型コロナウイルス感染予防のため、時短営業や人数制限、換気、消毒用アルコールの設置などの対策を行っています。

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